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『「学力」の経済学』読んでみた感想

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教育費はいつかけるべき?『「学力」の経済学』読んでみた感想

更新日:

ゆり

こんにちは!
『ゆりの育ログ!』をご覧いただき、ありがとうございます。

突然ですが、私は読書があまり好きではなかったのですが、
ここ2年ほどはよく読むようになりました。

この年になってやっと、本の有用性を感じています!

今回は、昨日読んだ、「学力」の経済学(中室牧子 著)
について学んだことを書きたいと思います。

 
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なぜこの本を読もうと思ったのか

『「学力」の経済学』読んでみた感想
この本を読もうと思ったきっかけは、
以前読んだ子育て本で、一部引用されていたからです。
(肝心の書名を忘れてしまいました・・・)

また、うちでは長男、次男を英語の保育園に
行かせていたのですが、その保育料が高いのです。

夫と私の間で、
お金持ちではない普通のサラリーマン家庭が
幼少期の教育にこんなにお金を使ってもいいのか・・・・
という議論が、ことあるごとに展開されてきました。
(私は、今たくさんのお金を使うことが不安だったのです)

もちろん、英語はできるに越したことはないので、
お金があるのであれば、
早期から英語教育もしてあげることはいいことだと思います。

でも、我が家の限られた資金の中、
今その高い教育費を払ってもいいのか?

中学や高校など、物心がついてからの留学資金のため、
いまは、貯蓄しておくべき時期なのではないか・・・?
という思いもありました。

この本は、「教育経済学」という学問の観点から、
「教育にはいつ投資すべきか」
という問いに答えてくれていました。

科学的根拠に基づく教育

私はこれまで、たくさんの子育てに関する本を読みました。

その中には
「頭のいい子を育てる方法」
「カリスマママ○○の教育法」
的な本もありました。

これらは、一個人の教育法であって、
様々な要因がかかわる教育において、
すべての条件をこの「カリスマママ」
と同じにすることはできません。

「教育経済学では、たった一人の個人の体験ではなく、
個人の体験を大量に観察することによって見いだされる規則性を重視」

しているそうです。

この本では、大量のデータから導き出された科学的根拠から、

・子供をご褒美で釣ってはいけないのか?
・子供は褒めて育てるべきなのか?
・ゲームは子供に悪い影響をあたえるのか?
・教育にはいつ投資すべきか?

といった疑問に対する答えが書かれていました。

私は元看護師なので、この
「根拠に基づく(エビデンスベースド)」
という考えにとても共感しました。

 
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教育にはいつ投資すべきか?の答えは・・・?

この問いに関する答えは、

「もっとも収益率が高いのは、
子供が小学校に入学する前の
就学前教育(幼児教育)です。」

と書かれていました。

大きくなってからお金をかけるのではなく、
幼児期にお金をかけることによって、
収益率(将来の収入)が増える
ということは、どの教育経済学者の間でも
一致している答えだそうです。

幼少期にどのような能力を伸ばせばよいのか?

『「学力」の経済学』読んでみた感想
アメリカのデータから得られた研究結果によると、

将来の学歴、年収、雇用に影響を及ぼしているのは、
幼少期の認知能力(IQや学力テストの成績)ではなく、
「非認知能力」だそうです。

「非認知能力」とは

・自己認識(自信、やり抜く力)
・意欲(やる気がある)
・忍耐力(忍耐強い、粘り強い、自制心がある)
・メタ認知ストラテジー(理解度を把握する、自分の状況を把握する)
・社会的適性(リーダーシップがある、社会性がある)
・回復力と対処能力(すぐ立ち直る、うまく対応する)
・創造性
・性格的な特性(神経質、外交的、好奇心、協調性、誠実)

だそうです。

この中でも、重要なのは、

「自制心」「やり抜く力」

だということでした。

子供をご褒美で釣ってもよいのか?

これに対する答えは
「ご褒美で釣ってもよい」

ご褒美はやはり効果があるようです。

ご褒美の与え方は、
「アウトプットではなく、インプットに与える」

例えば、「成績が上がる」というアウトプットではなく、
(成績を上げるために)「本を読む」「宿題をやる」
というインプットに与えることによって、
結果的に成績が上がった。

また、ご褒美で釣ると、
勉強する楽しみが失われるのではないか?
ご褒美がないと勉強しないのでは?
と思っていましたが、

「ご褒美によって、勉強の楽しみは失われない」
そうです。

・子供は褒めて育てるべきなのか?
・ゲームは子供に悪い影響をあたえるのか?

に対する答えは、

・子供は褒めて育てるべきではない
・ゲームによって子供は暴力的にならない

でした。

それについても、データに基づく
科学展根拠が示されています。

「子ども手当、少人数教育」はこうかがあるのか?

子ども手当や、少人数教育は
子どもの学力向上に効果ない。

逆に費用対効果が高いのは、

・教育の収益率に対する情報提供
・教育委員会と自治体政府の協力
・習熟度別学級
・教員の数を増やすよりも質を上げること

さいごに

お金が、無限にたくさんあれば、
子どもにあれもこれもしてあげたい、
と思うのが親の心情ですよね。

でも、「いつお金を使うのが効果的か」
について知ることができてよかったと思います。

科学的根拠に基づいて書かれているので、
最後まで興味をもって読み進めることができました。

 
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