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こんにちは!
『ゆりの育ログ!』をご覧いただき、ありがとうございます。
早いもので、もう7月!2018年も半分終わってしまいました。
7月というと、子供たちが夏休みになるので、恐怖・・・。
今年の夏に公開されるアニメ映画「未来のミライ」が話題になっていますね!
この映画では、妹が生まれて、両親の愛情が奪われてしまった4歳の男の子が主人公。
うちにも3男が生まれたばかりなので、このお話、とっても気になります。
そんな、「未来のミライ」の公開を記念して、
同じ細田監督の過去の作品
「時をかける少女」と
「バケモノの子」が
金曜ロードショーで地上波放送されます。
どちらも大好きな作品なのですが、
「時をかける少女」は時空を旅する中で、いろんな疑問がわいてきませんでしたか?
その疑問の中でも今回は、
・2人のその後はどうなったの?
についてまとめていきたいと思います。
こちらの記事には、映画のネタバレが含んでおりますので、
ご注意ください。
『時をかける少女』(アニメ)のあらすじ
彼女はさっそく「タイムリープ」の力を試すべく、妹が食べてしまったプリンを食べにいく。
自分が“飛べる”ことを確信した真琴は、男友達の間宮千昭や津田功介とカラオケでノドが枯れるまで歌ったり、3人で何度も野球をして好プレイを連発してみたり・・・。何気ない日常を思う存分満喫するのだった。
何があっても大丈夫、また戻ればいい、何回でもリセットができる。そんな楽しい毎日が続くはずだった。千昭が真琴に「俺とつきあえば?」と告げるまでは。Time waits for no one.(時は人を待たない)。
「タイムリープ」を繰り返し、残り回数が底をついたとき、真琴は自分にとって一番大事なかけがえのない時間がそこにあったことに気づくのだった・・・。
私も、この映画公開時にはちょうど学生で、真琴たちと同じ学生だったのですが、こんなキラキラした青春にとてもあこがれつつ、「一度きりの人生、後悔しないように生きよう!!」なんて思ったものでした。
友達とカラオケに行ったり~、みたいな学生生活送ってみたかったです。
なにせ、千昭がかっこよすぎて、最後が切なすぎました。
あまりにも切ない最後の別れだったので、できるなら、二人が再会できれば・・・と思っていたのですが、二人は会うことができるのでしょうか?
『時をかける少女』(アニメ)で、真琴と千昭は未来で会える?ふたりのその後は?
ラストの土手でのシーン
真琴:うん、すぐ行く。走っていく。
というセリフがありました。
泣いてる真琴のそばに近づき、顔を寄せて、もしかして・・・
と思わせて、キスしない。
あー、キュンキュンしましたね。
別れがとっても切なくて、個人的にはまた再会させてあげたい!
なんて思うのですが、やっぱり
と思うのです。
会えないと思う理由について
千昭のいる未来が、現代とあまりにも違い、かなり先の未来だと思われるためです。
千昭の暮らしていた時代の描写がわかる千昭のセリフ
・川が地面を流れているのをはじめて見た
・自転車に初めて乗った
・空がこんなに広いことを初めて知った
・なにより、こんなに人がたくさんいるところをはじめて見た
・野球がない
この千昭のセリフから考えるに、
千昭が暮らしていた時代は、千昭が見たがっていた絵画が描かれた過去の大戦争や飢饉の時代のように、現在の時代では当たり前にあるものが全くなくなってしまっている時代
「世界が終ろうとしている時代」
なんでしょう。
きっと10年や20年程度の未来ではなく、もっとずっと先の、何百年単位での未来ではないかと想像できますよね。
そのことから、真琴が生きている間に千昭とは会えない可能性が高いですね。
また、千昭が自分が未来からやってきたことを真琴に話すシーンでは
俺はルールを犯した。だからお前とはもう会えない。」
と言っています。
では、なぜ千昭は
「未来で待ってる」
といったのでしょうか?
『時をかける少女』でなぜ千昭は「未来で待ってる」といったのか?その意味は?
千昭は自分が暮らしていた時代が、現代のどれほど未来なのか知っているでしょうから、
きっと会えないことはわかっていましたよね。
それでも千昭は
「未来で待ってる」
と言います。
なぜでしょうか?このシーンについては、いろんな方が考察されています。
1.好きだという気持ちを伝えたかった
この時点では、千昭が真琴に告白したことはなかったことになっていますよね。
最初は「俺と付き合わねぇ?」
でしたが、ラストの場面では千昭は未来に帰らなければならないので、付き合うことは不可能です。
この場面で「好きだ」と告白したとしても、今後会えないことはわかっているので、
と考えたのではないでしょうか。
そこで、
「未来で待ってる」というセリフによって
「俺は真琴をずっと想っている、真琴が好きだ」
と遠回しに伝えたのではないでしょうか?
顔を寄せて、キスするのかと思いきや、しなかったのも、
千昭のやさしさなんでしょうね。
ただ、そう考えると、なぜ最初の場面では「俺と付き合えば?」といったのでしょうね。
タイムリープの存在がばれなければ、やっぱり現代で真琴と一緒に、ずっと暮らしていきたいと考えていたのでしょうかね。
2.あの絵が未来で見られるように待ってる
千昭は、あの絵を見るために、現代にやってきましたよね?
そして、千昭の住む時代には、すでに消失していて見ることができなかった。
せっかく現代へやってきたのに、その絵は復元中のため、千昭は結局見ることができずに未来へ帰ることになりました。
そのことに対して
真琴は、
と言っていました。
真琴がそう言ってくれたことに期待して、
「(あの絵が見られることを)未来で待ってる」
といった可能性もあるのではないでしょうか。
3.実は千昭は未来で会えることを知っていた
千昭が住んでいる世界は、きっとかなり先の未来である可能性が高いと前述しました。
しかし、未来のことは誰にもわかりません。
世界的な天災に見舞われるかもしれませんし、韓国のミサイル発射のニュースがあったように、急に核戦争が始まるかもしれません。
なので、あと数十年後に千昭のいる世界のような風景になる可能性もゼロではないですよね。
真琴が生きているであろう50~70年先の未来で真琴がおばあちゃんの姿で会うのかもしれません。
個人的にはいろいろと無理があるように思いますが、
いろんな考察があって面白いですよね。
⇒ファインディングドリー|キャラクターのモデル生物の種類と特徴は?
⇒ファインディングドリーのキャラクターは何歳?ドリー達の年齢設定
『時をかける少女』真琴と千昭は会えるのか?のまとめ
いかがでしたか?
・「未来で待ってる」の意味は、
1.好きという気持ちを伝えたかったが、真琴のこれからを縛りたくなかった。千昭のやさしさ
2.あの絵を未来で待っているという意味
3.実は会えることを知っていた。
でした。
映画を見た人がいろんな考察ができるよう、敢えて選択肢を残しているのでしょうね。
私はもう、おばさんになってしまいましたが、
おばさんなりに、今を大切に生きたいなと改めて思いました。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。