目次
- 1 映画『ファインディング・ドリー』あらすじ
- 2 映画『ファインディング・ドリー』に出てくるキャラクターのモデル生物の特徴は?
- 2.1 ドリー|ナンヨウハギ(Flagtail surgeonfish)
- 2.2 ニモ、マーリン|カクレクマノミ(Clown anemonefish)
- 2.3 ハンク|ミズダコ(North pacific giant octopus)
- 2.4 デスティニー|ジンベエザメ(Whale shark)
- 2.5 ベイリー|シロイルカ(Beluga)
- 2.6 フルークとラダー|カリフォルニアアシカ(California sea lion)
- 2.7 エイ先生|マダラトビエイ(Spotted eagle ray)
- 2.8 ベッキー|アビ(Gavia stellata)
- 2.9 クラッシュ・スクワート|アオウミガメ(Green sea turtle)
- 3 映画『ファインディング・ドリー』モデル生物の特徴のまとめ

こんにちは!
『ゆりの育ログ!』をご覧いただき、ありがとうございます。
2018年6月22日の金曜ロードショー
で
映画『ファインディング・ドリー』が地上波初放送されますね!
『ファインディング・ドリー』は
ストーリーもとっても感動して、私なんかは毎回泣いてしまうのですが、
愛らしいキャラクターたちも大きな魅力なんです!
そこで、今回は
についてまとめていきたいと思います。
映画『ファインディング・ドリー』あらすじ
映画『ファインディング・ドリー』は、前作『ファインディング・ニモ』から13年後の2016年に公開されました。
ストーリーの中では、1年後のお話という設定になっていましたね。
あらすじ
ディズニー/ピクサーが贈る、大海原から人間の世界まで縦横無尽にノンストップで展開する感動の冒険ファンタジー!
無事に、お父さんお母さんに会うことができて、よかったです!
期待を裏切らないハッピーエンドでしたね。
映画『ファインディング・ドリー』に出てくるキャラクターのモデル生物の特徴は?
物語に出てくるキャラクターたちは、いろんな特徴や性格がありましたよね!
例えば、ドリーには
「さっきの出来事をすぐに忘れてしまう。」
という特徴がありました。
ドリーは「ナンヨウハギ」という魚がモデルになっているのですが、
実際にナンヨウハギにも「忘れっぽい」という特徴があるのか?
など、キャラクターごとに調べてみました。
ドリー|ナンヨウハギ(Flagtail surgeonfish)
ナンヨウハギの特徴については、別記事でまとめていますので、こちらをどうぞ。
ニモ、マーリン|カクレクマノミ(Clown anemonefish)
ドリーの親友で前作の主人公でもある、ニモ・マーリン。
- カクレクマノミはスズメダイ科、クマノミ亜科の海水魚
- 体長は最大で7cmほど
- 生息地は主に熱帯サンゴ礁で、房総半島~南シナ海までの西太平洋、東インド洋などに分布
- 通常、群れで生活
- 一番大きなメスの個体が死亡すると、二番目のオスがメスになる
- カクレクマノミの性格は比較的穏やか
- 少々縄張り意識が強く、臆病なところもありますが、好奇心旺盛
マーリンは心配性でニモは好奇心旺盛ですよね。
カクレクマノミにもにたような性格があるようです。
ハンク|ミズダコ(North pacific giant octopus)
ハンクはツンデレでイケメン!そして、何といっても多彩な能力がすごかったです。
- マダコ超科マダコ科マダコ属
- 北部太平洋、サハリン、千島列島、カムチャッカ半島、アリューシャン列島、アラスカ湾からカリフォルニア州に生息。
- 体長は足(腕)を広げると3-5m
- 餌は主にケガニやタラバガニなどの大型甲殻類や、魚類やホタテガイのような貝
- 寿命は2-3年
- 体のほとんどが柔軟な筋肉であるため力が強く、巨大な個体に絡まれたら人間でも危険
- 襲われると周囲のものに擬態したり、墨を吐いたりする。
- 他のタコや周囲の状況に擬態したり、迷路を解いたりするなど高い知能を有している
タコの能力
タコは実際に、すごく能力が高い生き物だったんですね。知りませんでした。
デスティニー|ジンベエザメ(Whale shark)
- サメ科の魚
- 全長は最大約20m、体重は最大約35トン
- 皮膚は10センチととても分厚く、トラックのタイヤくらい頑丈
- 筋肉の収縮も強く、釘を打っても弾き出されてしまうほどなので、天敵となる動物はいない
- 性格はとても温厚でおとなしく、臆病
- 主食は主にプランクトン・小魚・魚の卵・海藻
- 魚を捕獲するタイプのサメに比べて、視力が悪い
- 寿命は一般的に60~70年
デスティニーは目が悪く、何度も壁にぶつかっていましたが、
実際のジンベエザメにも似たような特徴があるようです。
魚を捕獲するサメは、嗅覚や聴覚に頼って、えさを探していると思われていたため、視力が悪いと言われていました。しかし、よく調べてみると、サメの視力はほかの魚に比べても悪くないそうですよ。
ベイリー|シロイルカ(Beluga)
- 鯨目 イッカク科
- 北極海とその周辺海域などに生息
- 体長は雄で 3.5~5.5m 程度、雌で 3~4.1m 程度
- 鼻腔の奥を振動させて生じた音波を増幅させる役目をもっていて、仲間同士のコミュニケーションを取ったり反響定位を行う役割を果たしている。
- 自由に動かすことのできる首をもっていることで、頸椎は7個あるが互いに融合していないので、首は上下左右にほぼ90度近く動かすことができる。
- ふつうは10頭程度の群れや家族群で回遊生活
- ヒラメやカレイ、サケやタラなどの魚類の他、カニやエビなどの甲殻類やアサリなどの貝類を食べるが、イカやタコなどの軟体動物や底性動物なども食べる
イルカが音波でコミュニケーションをとることは有名ですよね。
『ファインディング・ドリー』では、ベイリーの能力もとっても役に立ちました!!
フルークとラダー|カリフォルニアアシカ(California sea lion)
- アラスカ南東部からメキシコの中央部辺りに生息
- 体長は2m前後
- 寿命は20年ほど
- 桟橋や橋脚、ブイや石油プラットフォームなど、人が造った人工構造物の周辺に集まる傾向がある
- 前足と後ろ足で体を支えて腹部を地面から離して歩くので、カリフォルニアアシカは地上でも意外と速く動くことができる。
- 主に魚類を食べるが、軟体動物や時には貝類なども食べ、特にイカを好む
- 注意深い性質で、岩の上で休んでいるときも、見張りのものがまわりを警戒している
- 野生の、特にオスのアシカは凶暴で縄張り意識が強い。
フルークとラダーは、ニモたちにはとても親切でしたが、ほかのアシカが岩に上ろうとすると、途端に狂暴になりましたよね。
カリフォルニアアシカも実際に縄張り意識が強いようです。
エイ先生|マダラトビエイ(Spotted eagle ray)
- トビエイ科 マダラトビエイ属
- 主に熱帯海域の周辺に生息していますが、亜熱帯海域の周辺にも分布
- 体の幅は1.6~2m程度
- マダラトビエイは基本的には群れを成して行動するという習性を持った魚で300尾程度の数で集まっている事が多い。
- 用心深い魚であり、危険を察知すると速く泳ぐこともできる
- 昼間に餌となる甲殻類や貝類を捕食しながら活動
- 細長い尾の付け根に毒棘がある
エイ先生と子供たちで出かけた遠足でも、大量のエイが群をなしていましたよね。
ベッキー|アビ(Gavia stellata)
- 鳥類アビ目アビ科アビ属
- 北アメリカ大陸北部やユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季になると越冬のため北大西洋、北太平洋の沿岸部に南下する。
- 全長53-69cm
- 食性は動物食で、魚類(いかなご)などを食べる
- 寿命は長く、最長23年
- 飛び立つのが苦手。
陸上から飛ぶことはせず、水面から飛行する時は水面を必死になって蹴り助走を付けてから飛びたつ。
ベッキーはポップコーンが好きでしたが、アビにはそのような特徴はないみたいですね。
クラッシュ・スクワート|アオウミガメ(Green sea turtle)
- カメ目 – ウミガメ科
- インド洋・大西洋・太平洋に分布
- 大規模な産卵地としてインドネシア、オーストラリア、オマーン、ギニアビサウ、コスタリカ、コモロ、サウジアラビア、スリナム、セーシェル、ブラジル、マレーシア、ミャンマー、アセンション島、ガラパゴス諸島、フロリダ州が確認されている
- 熱帯から亜熱帯にかけての海洋に生息し、主に水深の浅い沿岸域に生息
- 甲長は約1メートル前後
- 主な食物は海草や海藻
- 寿命は約80年(野生)
クラッシュは150歳でまだまだ若いと言っていましたが、実際のアオウミガメはそれほど長生きではないようです。
⇒ズートピアの肉食動物の食べ物は何を食べてる?裏設定あり!鳥or魚?
⇒ズートピアの「おもちゃ屋さんからぬいぐるみが消えた」の意味は?
映画『ファインディング・ドリー』モデル生物の特徴のまとめ
いかがでしたか?
キャラクターの特徴は、モデルとなった生物の特徴に由来しているもの、そうではないもの、と様々でしたね。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。